2016年9月29日木曜日

温泉と コーヒールームきくち

湯倉神社でお参りしてから、温泉へ。

市電に乗って、向かった先は湯の川温泉です。ここまで天気が崩れず、温泉まで来られるとは、思っていなかったので、何の準備もなかったのですが、子どもたちは初めての温泉街での公共温泉体験になりました。場所は「大盛湯」。タオルを購入して入りました。
源泉かけ流しで、すんごい温まりました!中は3つの浴槽に分かれていて、出湯口のある方に近づくと、だんだん熱くなる仕組みでして、一番熱い湯には、入れて3秒でした。一応チャレンジしましたが、熱くてジンジンしてました。

わざわざ家から出てきてくれたおじさんに教えてもらった通り、道を進んで行ってきたのがこちら。


ミスタと洋ちゃんの写真もあったよ。
子どもたちも何度も見ているテレビ番組「水曜どうでしょう」の対決列島の初戦の地、函館のソフトクリームです。対決中、安田さんのミスやら頼んだのに出てくる順番が違うことで、ミスターチームが勝つのですが、それも納得の理由が分かりました。

まずは、こちらのソフトクリーム、おばさんが「まっすぐ持ってね!!!」と大きい声で注意するぐらい、とっても柔らかいです。しかもすっごいとけやすい!対決の場所まで行って食べたかったのですが、全然、そこまで持ちませんでした。早く食べないと、とけちゃうもんで。
こぼさないで走って届けた、洋ちゃん、すごかったです。

そして、なぜかモカが先に出てしまった理由。我が家の息子はミルクを頼んだのですが、モカが出てきまして。おばさん「ごめんね、もう朝からモカしか作ってないから、ついつい!」
というのも、観光ガイドなどに載っているこちらの名物になっているのがモカ。観光客は、普通みなさんモカを注文するわけです。なので、おばさん、自動的にモカに手が行ってしまうくらい、モカばかり作っているからなのでした。
対決列島のときも、そうだったのかなと推察しました。

すっきりとしていて、甘すぎず、でもミルクの味もしっかりした、おいしいソフトクリームでした。
温泉からのソフトクリーム、ごちそうさまです!

帰りは1つ先の駅まで歩き、市電駅前の足湯で休憩。一緒に浸かってた地元のおじさんが、いろんな話をしてくれまして、帰りの飛行機も絶対飛ぶと、約束してくれました。の割には、函館空港は風には弱くって着陸が難しくて…なんていうことも言ってくれまして、安心させたいのか、不安にさせたいのか。楽しい話をありがとうございました!

話を聞きながら足湯をしているところに、ついに雨が降ってきまして、少し小降りになったところで、市電に乗り込みました。

2016年9月16日金曜日

二日目は幕末三昧

体調完全復活
二日目は、娘待望の五稜郭へ向かいました。熱が出ていなければ、二日目は馬に乗りに行きたかったのですが、天候の変わり方から言ったら、結局正解だったいちにちです。

五稜郭では、ポケモン絶対に取らないと思う!と気合の宣言をして、娘は立ち止まって読むのはポケモンではなく、看板です。もういいじゃないってくらい、何度も立ち止まり、丁寧に読み込んでいました。

忍者返し

五稜郭からタワーをのぞむ
公園内の箱館奉行所は、とっても充実していて、たっぷりと時間をかけて回りました。ガイドのお姉さんたちも情報盛りだくさんで、質問に丁寧に答えてくれました。五稜郭に愛たっぷり。
星形の城郭は、日本だけでなく、世界各地にあるのに驚きました。中世のものが多いです。
他にも日本には、長野県佐久にある龍岡城址も実は五稜郭で、いまは小学校になっているそうです。歴史の話だけでなく、特徴のある形をしている理由など、興味ある話ばかりでした。

奉行所。

パズルみたいな木組み。

がっちり組み合って丈夫よ。
特別公開の蔵に。息子古い匂いに悶絶。

かかっていた昔の橋脚。
 お昼ご飯の後は、タワーへ行きました。あ、ご飯は函館塩ラーメン。まあまあでした。
タワーも混雑を避けて上ることができまして、天気もギリギリオッケー
絶景でした!

ダン!欠ける!

ダン!やっぱり欠ける!
土方歳三愛たっぷりの五稜郭。ジオラマがたくさんで、息子は鼻息荒く丁寧に見ていました。

戦う歳三の姿。
こちらのタワーで食べたジェラードがおいしかったです。味が濃くて、フルーツはしっかりフルーツの味、チョコは甘すぎない濃厚な味でした。あまりたくさん食べられないくらい。

親切すぎて、次のが密着くらい乗客を待つ。
お次は湯の川温泉へ向かいます。函館の市電、大活用です。

2016年9月14日水曜日

函館の夜

台風で不安定な予報でしたが、結局は、港町らしい風が吹いている気持ちの良いいちにちになりました。
すっかり熱も下がった娘を連れて、メニューに幅があるだろうと、夜ご飯は居酒屋へ。
そこで!念願の!
真いかの踊り食い
俺様も小おどりしたぜ
いかって、こんなに美味しいの?!と全員一致の驚きの味。そしてワタが甘くてびっくりです。
「いま何いか食べた?!多くね?」の骨肉の争い。
踊ってた頭と げそ部分は、唐揚げにしていただき、これも絶品でした。
「帰る前にもう一回いか食べたい」の思いはかないませんでしたが、
本当にこれだけ食べにまた行きたい。

携帯なりの写り。

天気も娘も大丈夫そうなので、夜は函館山へ。
行きは函館駅前からバスで向かいまして、そのバスがまた良かったです。
座席は路線バスなのですが、車掌さんがついたちょっとした観光バスで、いろんな説明をしてくれました。観光シーズンの間は交通規制している道路からしか見えない絶景ポイントを、細かく教えていただき、とんでもないお得感。

海峡の向こう側、まぐろで有名な大間も見えましたし、我らがイカ釣り漁船もライト煌々とお仕事中なのも見えました。漁火って明るいのですね。このあたりもバスの車掌さん情報です。

帰りはロープウェーで元町まで下りました。
行きのバスに比べると時間もあっという間だし、お値段が高い気がしてしまいますが、観光なのでね。
「700円でこれって、高くない?」と思わず口から出てしまい、「帰りはラッピにするべ💛」と話していたラブラブデートの若い地元カップルに笑われたのはご愛敬ってことで。帰りも同じようなバスの案内があるかどうかは分かりませんが、往復のどちらかを、バスで行くことをおすすめしたいです。

ここからは夜の散歩です。息子は昼間、夫と歩いていたので、ここでどうした、あーした、これがあったと、いろんな話をしてくれました。
洋館や教会のライトアップはどれも控えめで、ほんわかと柔らかい雰囲気でした。これはデートにいいですな。ロマンチック。

レリーフが怖かったらしい、息子談。

コンサートしてたらしい、息子談。
のんびり坂を下り、元町公園でイガグリサッカーをしたり、遠回りしてみたりと、夜の散歩は子どもたちも雰囲気に乗せられて、興奮気味でした。港町、いいね。

2016年9月13日火曜日

函館の一日目

まだ熱があったので、大事をとって娘と私はホテルで待つことにしました。
お部屋も早めに用意してもらい、冷却シートまでくださいまして、とにかくゆっくりできました。

お部屋に娘を残し、昼食を買いに出たところ、息子と夫に遭遇。
もちろん、こちらです、ラッピ。息子はこの後、何を食べたいか聞くと、ずーっと「ラッピのポテト、ラッピのポテト」と…とにかくハマったらしいです。


ノリノリ

私はラッピのお隣、ハセストでこちらの定番をいただきました。
豚肉だけど、やきとり弁当
前日からの寝不足と緊張感がたたって、すっかりリラックスムードの私はお昼寝。気がついたらベッドの上でイビキをかいていました。

こちらのウイニングホテルの眺めが!とっても素晴らしかったです。
お風呂も足が延ばせるバスタブで、ゆったりと入れましたし、とても清潔な館内。
対応してくださった方々は、みんな親切でした。そして、北島三郎記念館が館内にあります。
夜のお散歩にもバッチリのロケーションです。

左を見る。GLAYが凱旋ライブしたらしい島も見えます。

右は赤れんが倉庫が並ぶ街並みです。

2016年9月8日木曜日

はるばる来たぜ、函館!

午前3時まで眠れない夜を過ごした私と娘ですが、午前5時には起きました。
娘はビシッと起きました。楽しみにしていた旅だものね!

処方していただいた薬をしまったか、しっかり確認して
6時には出発です。事情も事情なので、タクシーで駅まで行きました。
東京駅までの横須賀線は、興奮のためか、娘も眠れず、朝ごはんを食べながら
窓の外を眺めていました。天気はトンネルを通過するたびに、くるくる変わります。

というのも、そのころ。台風が来てたわけですよ、数日前までは、3つも。しかも北上中だった10号は、Uターンした上に、史上初めて東北地方に上陸するかもってやつでした。そんな台風を背中にしょって、北へ向かう私たちでした。

写真撮影する人がワンサカ。早朝なのに。

いってきます!

8時35分に東京駅発の北海道新幹線に乗車しました!
東京駅でほぼ満席、アナウンスでは、北海道まで満席だそうでした。
意外だったのが、外国人の方が多かったことです。しかも一人旅、もしくは少人数での移動です。鉄さんかしら。

4時間の長旅なので、雑誌やら、お菓子やら、いろいろと用意していましたが
さすが早朝、熱のあった子どもら、しかも一人は解熱中なもので、気付けば熟睡です。

ぐっすり。
だんだんと高いビルがなくなる車窓を一人で眺めていました。畑や田んぼの広がる景色が出てくると気付けば仙台。お、太い木やら森が増えてきたわ~と思うと盛岡到着。新青森では遠くに海が見えてきて、あの向こうが北海道なのね~と思いをはせました。
このあたりで、子どもたちも起床です。青函トンネルを楽しみにしてたんですが、やっぱりトンネルだものね~「真っ暗だねえ」の感想。そうだよね。

青函トンネル内では、トンネルの歴史のアナウンスがありました。旅の気分も盛り上がります。
約20分のトンネルを抜けたところで「ようこそ、北海道へ!」と放送が入ったところで
おおおっ!牧場的な開けた土地が突然見えてきました。
トンネル出てすぐのビルでは、写真撮影をする人々も見えました。
どうも、お邪魔します!

東京駅からご一緒の方も多く、小さい子を連れた家族も多かったのですが、大騒ぎする子もおらず時間帯のせいか、酔っ払いもおらず、何ともピースフルな車内でした。
E5系は席も広くて快適。予算の都合上、3人席を4人で座ったのですが、子どもが余裕で寝れるくらいの余裕もありました。親はもちろんきつかったけれどもね。横須賀線のグリーン車よりもゆとりがあったように思います。これでグランクラスったら、どんだけ広いのでしょうかね。

寝起きで着替えも済んだ

はるばる来たぜ!

喫煙タイムと撮影タイムを終えて、長蛇の列で改札まで流され、函館までの切符を買ったところで「函館ライナー、もうすぐ発車いたします」えーーーーーーーーーー!あと2分じゃん。

走って間に合ったわ、と思ったら、目の前は札幌行きの特急で、おじさんの「前のホームですっ」のご案内で、さらにダッシュ。まだ熱のあった娘、頑張りました。
何とか間に合って乗れましたが、駆け込み乗車は駄目ですよ、普段は。

はこだてライナー。娘も笑顔よ。
何と、単線なんですよね、函館まで。ですから、なるべく このライナーに乗りたかったわけで。
午前中に海渡って北海道に。何かうれしいです。
体調もあるので、当初の予定は変更して、宿泊施設へ向かうことにしました。
そこまでは、初めての路面電車に乗っていきます。乗り換えなし。

これもタイミングぴったしで乗れた。
半日で在来線から新幹線、地方路線から、路面電車と、電車好き大喜びの道程でした。





2016年9月1日木曜日

函館旅行・前段

今回の旅は、行く前から、もう盛りだくさんでした。

まずはお金のお話。

行きは北海道新幹線で!と決めていたので、とにかく早めに切符を予約することが前提でした。
そしてお得であれば、なおのこと良いということで、お得切符を探しまくりまして。
初めはJTBで健保のバカンスクーポンを利用して、と思っていたですが
えきねっとでお先に得だ値25を発見。

健保が乗車券だけ2割引きになるのに対して、こちらは特急券込での割引。
帰りは飛行機でのマイレージ特典航空券を使うつもりだったので
断然、得だ値がお安くなります。
こちらは、えきねっと会員の旦那様に頑張っていただきました。

ホテルも健保の補助を使いまして、ひとり当たり1泊5000円引きです。
やったね~。

さて、盛りだくさんのひとつは出発前。
出発の4日前の夕方。息子が「頭が痛い…」と言い出して、あっという間に39度を越えました。
病院にも間に合わず、とにかく寝かせるだけでした。
次の日も木曜日で、かかりつけのお医者さんはお休み。
楽しみにしていたスイミングの短期講習もお休みして、ひたすら温めて寝ていました。

木曜日の午後には下がり始め
金曜日も念のため、泣く泣くスイミングの進級テストをお休みして旅行に備えました。

さ、ばっちり下がった土曜日。準備をしましょ~なんて言っていたら
娘が珍しくふて寝。しかもちゃんとベッドに寝ている…

怪しい…

計ってみたら37度8分
いやーーーーーーーーーーーーーー!!!!あなたも?!

普段だったら連れていきませんが
幸運にも土曜日。半日は開いているかかりつけ医にタクシーで乗り付けました。

もうねー、3日くらい前から痛かった喉をしてるよ、と言われまして。
そして、恐る恐る
「どうでしょう、あしたから旅行なんで、お薬もらっていいですか、念のため?!」

オッケー、オッケー!
大丈夫、いってらっしゃい!昔の知恵熱みたいなもんよ。
いいねえ、新幹線。その代りきょうは、しっかり寝るんだよ~

と、太鼓判をいただきまして。おかげで娘本人も行く気満々、寝る気やる気満々で気分上々。
帰宅後、ずーーーーーーーーーーーっと寝ていました。

夜にお腹がすいたと、とりあえずバナナを10cmほど食べて寝たのですが
9時過ぎに39度9分まで上がりまして、呼吸もなにやら荒い。

様子を見るのに同じ部屋に寝ましたが、熱い熱いととにかく冷やしても寝られず
眠りたいのに、眠いのに寝られない状態が続きました。

う~ん、これはそろそろ救急車かも、と思った3時頃。
呼吸がスーっと楽になった音が聞こえて、ぐっすり眠り出しました。
この時点で、旅行に行こうと決心しました。

とりあえず5時半に起こしてみたら、38度8分。
本人も「新幹線で寝るし!」と熱のために気分もアゲアゲ。
着替えを補助して、取るものもとりあえず、出発と相成りました。

今回の発熱では、同じ風邪でも発病の仕方が全然違うし
お手当も一様ではない、ということを実感しました。

息子は熱が出ても温めてほしいし
娘は熱いから冷やしてほしいし。
かかりつけ医の先生の言う通り、その子の希望に合わせて対処すると
まあ、本当に効くものですね。熱が高くても楽なようです。
おかげで我が家は頓服いらず、で助かります。

こんにゃく温シップも活躍しまして、ふたりとも丹田のあたりと腎臓のあたりを温めたところ
とても気持ちがいいと、熱が高いのに寝てくれました。
こんにゃく、おすすめでございます。

そんなわけで、寝不足のまま、わたくしは出発しました。