2012年5月21日月曜日

材木座らくご会


土曜日は幼稚園の行事「おとうさんと歩こう」でザリガニ釣ったりとしっかり遊んでから、お弁当を持って光明寺で開かれた材木座らくご会へ行ってきました。落語は柳屋喬太郎、紙切りの林家二楽。演目は「初天神」と「ちりとてちん(酢豆腐)」でした。

実は私にとっても初めての生・落語。幼いころ、車の中で落語のテープが流れていて、父親が笑っていても聞き取れない、理解できない、でさっぱり「落語にいく」ことには興味が沸かなかったのですが。ここら辺りはお好きな方が多いのか、ホールなどで大きく催される独演会だけでなく、今回のような小さい規模での開催も多いので、たびたび張り紙などで目にしていて、「行ってみたいなあ、一度は」と思っていたのでした。

しかも今回は「こども同伴大歓迎」のお噺会。噺家さんも、週刊誌でなじみのある喬太郎さん(雑誌のランキングなどでいつもトップ3にいる方だそうで)と二楽さん、行かなきゃ損だわと前売りを井上蒲鉾店で購入して、楽しみにしていました。


本当に楽しかったです!我が家の子どもたちだけでなく、他に来場していたこどもたちも静かに聴いていた上に、楽しんでいた様子。子どもが喜びそうな紙切りの二楽さんだけでなく、高座にいる喬太郎さんのくるくると変わる表情やしぐさに目が離せなくなっていたようです。
途中、娘は午前中の疲れからか夫にダッコされて眠そうにしていましたが、それでも噺は聞いていたようで、高座を見ていなくてもクスクス笑ったり、顔を隠して恥ずかしそうに笑ったりしていました。

テレビで見るのと大違いで、早口の語り口にもすぐ慣れて、あっという間に話に引き込まれました。光明寺の本堂という小さい会場ということもあり、噺家さんたちが前後左右に体を動かして作る空気の流れが伝わってくるというか、とにかく体全体でぐぐぐっと引っ張られた感じで、大笑いさせられました。

もともと落語の本も好きな娘ですが、今回は意識的に初天神を図書館で借りて来ました。
また行きたいね!

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