2012年10月13日土曜日

ウオーターハウス・ホーキンズの恐竜

最近恐竜付いているふたりに選んできたのがこの本。実際中身は見ないで借りたのですが、当たり。ふたりとも大喜びです。



世界で始めて実物大の恐竜を作り、恐竜に情熱を注いだ実在の芸術家の伝記絵本。考えられないような妨害にあっても、くじけずに自分の信念を貫きます。
この本の緻密な絵はホーキンズの徹底した仕事ぶりを現しているようで、物語に迫力を与えます。先駆者であることの苦労と、夢を実現させようとする行動力が伝わってきます。イグアナドンの体内での晩餐会は奇抜で面白かったなあ。こどもたちには情熱をもって取り組むことのすばらしさや、未知のものにチャレンジする楽しさ感じてほしいものです。

恥ずかしながら知らなかったことも盛りだくさん。ロンドンの水晶宮のことや、実はイギリスが恐竜研究の先端地であったこと、大英博物館の化石コレクションが充実していることなどなど。ますます面白い恐竜、そしてイギリス。次は化石研究の先駆け、メアリー・アニングの絵本を借りてこよう。

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