2012年1月22日日曜日

蜘蛛巣城

実はものすごく映画が好きです。

土曜日の夜は割りと余力があるので、図書館からDVDを借りてきて、映画を観ることにしています。なかなか映画を観に行けないので、いかに子どもを疲れさすか必死です、土曜日は。

ここ1年くらいはまっているのが、黒澤明。まさに遅れてきたディスカバージャパンです。

七人の侍隠し砦の三悪人羅生門、そして蜘蛛巣城。この辺が鉄板ですね、やっぱり!!本当に面白い。。。!!世界のクロサワといわれる訳が今更分かります。旦那ちゃんと焼酎片手に鑑賞後、2・3時までいろいろと語り合います。お母さんとしては日曜日の朝はとにかく大変なのですがね。。。

荒野の七人スターウォーズ黄金の七人レザボアドッグス・・・わー、確かに影響受けてますよね、と思う場面続々。どれももともと好きだった映画ですが、単なるパクリではなく、それぞれの映画にも「また観たい!」と思わせる小技があって、ますますそれぞれの映画の魅力にも感心してしまいます。

今回の蜘蛛巣城はシェークスピアのマクベスが原作。原作ももちろんとてもいいので、画面に引き込まれ「わ~奥さん怖い・・・!」と映画の途中で夫婦で絶叫。黒白の画面の迫力。まさにこの年になってからしか分からなかった深み。小さいころだとただただ画面の薄暗さに怖がっていただけでしょう。登場人物の顔に刻まれた「業」の深さったらないです。そりゃあメイクの意味も理解できますよ。

大学の時に西洋文学の授業を受けていて、とても好きな授業だったのですが。その先生に久しぶりに講義後のレポートを提出したい気持ちになりました。ギリシャ神話やシェークスピアをもう一度読み直します。

ネタバレは避けたいので、ものすごく舌足らずな感じですが、今回あげた映画すべて、オススメです。

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