仕事が終わった後のお楽しみで、ここ最近見ていたドラマが「The Bridge/ブリッジ」です。
そういった意味でも目の離せないドラマ。
サーガ・ノーレンと、サーガを支えるチームが素晴らしかったです。仕事しやすいだろうなあ。
サーガは一風変わった刑事で、捜査においては抜群のセンスがあるけど、
人間関係においては、かなり駄目なわけです。
ありがちな設定ですが、チームがとにかく人間的に素晴らしく、サーガをよく理解して付き合っています。分かってはいても理解できず、私だったら毎度カチンカチンきて、ケンカしてしまいそうだ。
バディ役のマーティン・ローデも、最初はとまどうものの、ふたりのデコボコが
うまい具合にはまって捜査が進んでいきます。
結果は本当に…ですが、全10話、どの話もだれることなく、完全に引きずり回されました。
とっても面白かったです。
デンマークとスウェーデンの地名が、まったく頭に入っていないので、
何度も国境を越えて話が進むと、地名が覚えられなくて混乱することはあれど
そんなに重要ではないので、ついていけないことはないです。
印象深いのが北欧の気候。
全編を通して、晴れなのか、昼なのか、夕方なのか、夜以外は分からなくて
北欧ってずっとグレーなのか?!太陽ないってこと?と想像以上に寒そうな世界。
ずーっと厚手のコートを着ていました。ドラマ上の演出も少しあるでしょうか。
薄暗くて、どよんとしてる雰囲気が、まさにドラマの筋にぴったりでした。
そして 私たちが勝手に思い描いてるしゃれおつな北欧はぜんっぜん出ません。
マーティンのジャケットはボテっとしててみすぼらしいし
サーガも髪の毛バサバサだし、その金髪がもったいないくらいおしゃれじゃないし。
社会問題も盛りだくさんです。ホームレスもいれば、難民・移民問題もある。
アメリカでリメイクされているそうですが
ダンサー・イン・ザ・ダークを思い出させるような雰囲気は
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