2011年5月30日月曜日

しろいむすめマニ

娘は1週間に6冊、絵本を借りてきます。彼女が全部選ぶ時もあるし、私が選ぶ本もあります。6冊借りてきて、貸し出し期間中に何度も読む本もあるし、1度しか読まない本もあります。

私は世界の昔話をときどき選びます。いろんなものを読んでもらいたいという娘のためでもありますが、自分で読んでいても、その価値観の違いや美意識の違いに新しい発見があるので、私も楽しむためでもあります。

しろいむすめマニはアマゾンの昔話。キャッサバという主食の芋がどのようにして出来たか、というお話。絵は素朴な魅力があり、不思議な昔話が鮮やかな色で描かれます。
夜中に死んだ娘が泣く?!地面から顔?! など、日本人の大人の私から見たらびっくりするような現象が次々に起こるのですが、アマゾンの人々は淡々と、死者の言葉に従ってお話がすすんでいきます。



娘は私のそんな驚きは共有せず、マニの気持ちに思いを馳せていたようです。「マニのおかげだね、よかったね~」と純粋にこのお話を楽しんでいました。このお話も何度か読みました。

2度ほど読み聞かせていた旦那ちゃんも私と同じように怖がっていたみたい~ふはは。

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